1、Diary in English since 16th of Feb., 2018

 2、竹林の陰 since 25th of Dec., 2108

 

 平成三一年四月二八日(日)

 旧暦弥生三月二三日

 平成最後なのかもしれないが、昭和末期を生きて、平成という一つの小さな時代の全てを生き抜けた私は令和へ生き残ることができるだろう。令和にも生きたくて生きられなかった人達が沢山いる。もし令和の中後期ごろになって「平成はどんな時代でしたか?」と聞かれたら、即座に1つや2つは言えるよう、考えておきたい。1つは「最大の公害事件を解決できなかった」こと。1つは「減災や護憲がまだまだ途上である」こと。これらは明確だ(昭和には昭和の話題があり続けている)。平成最後を言うとき、楽しかったことを話し合うのもとても良いに違いない。時代の話とはそういうものが機会でも良い。そして、次世代の人達が本当の意味で楽しいことを話し続けられるよう、責任をもって我々がこの世代のことはこの世代のうちに少しでも解決するという目的をもった選択・行動をしていきたい。それは日常の中にある。

 

   平成二九年八月四日(金)

 旧暦水無月六月十三日

 ふと気が付いた時には庭の小さな家庭菜園に育つ植物に水を灌ぐ。遠くのほうでわずかな生涯を散らせている蝉の鳴き声がして、自前のモーニングを着たツバメが三羽、近所の台所の窓枠にできる薄細い日陰で休んでいる。妻から「挨拶してね」と言われたので、窓を開けて「こんにちは、ツバメさん」と言い、カメラを近づけると、二羽が飛び去って行った。

 私が話しかけたツバメは「どうぞ私でよければ」というようなジェントルの佇まいにて、一枚撮影させてくれた。登下校で楽しそうに歩く子供たちの話し声がする。普段はそれだけで終わる。しかしときどき、中年の男性が自転車を漕ぎ、水色の青空や家々の中にまで響くと思われる爽やかな声で、なにかを歌いながら駆け抜けていく。もう五~六回は見かけただろう。

 青々とした緑に囲まれて夏。夕方のそよ風が清々しい。白いレースのカーテンが揺れているのを眺め、読書の合間、休憩の時間を無為に過ごすのが何よりのお気に入りだ。そしてまた日が暮れていくのを途方もなく感じている。地球の年齢(Age of the Earth)46億年。レッドビーツは好みでないが、妻の剝いてくれた李と桃は美味い。